気相、液相だけでなく二相流体を扱うことが可能 で、エアコンシステムのコンセプト設計から制御設計まで、さまざまな モデリングに利用できます。 ● このライブラリは、数年間の先進的な研究、ユーザへの応用と検証に基づいて開発されており、主に自動車 エアコンシステムを対象としています。 欧州では、Audi, BMW, DaimlerChrysler, Volkswagenなどの完成車メーカの他、各部品メーカーに導入実績があります。 ● エアコンディショニングライブラリのソースコードおよび階層構造モデルは、公開していますので内容を確認したり、 解析対象物の特性を考慮したカスタマイズが可能です。 オリジナルのエアコン部品を作成しライブラリに 追加することも簡単にできます。
![]() ■主な部品ライブラリ 熱交換器 ・蒸発器と凝縮器における直交流、逆流の熱交換器モデル ・冷媒、空気の通路と階層の数を指定可能 ・内部冷却/冷媒方式の熱交換 コンプレッサ ・往復圧縮機 ・エンタルピーと質量流量の準定常状態計算法 ・体積効率と等エントロピ効率を以下の入力で表現: 効率算出ためのパラメータ、特性図または多項式 ・1 次元回転系であるモータ/エンジンとの接続コネクターを装備 ・標準である定圧縮比モデルを可変圧縮機へ拡張可能 膨張弁 ・等エントロピ膨張 ・IEC60534-2-1 に準拠した質量流量の準定常計算法 ・流量係数は制御用の入力コネクターを通して指定 蓄圧器 ・相分離器、流量抵抗とパイプによって構成された高圧蓄圧器 壁モデル ・線形、熱容量モデル ・絶縁モデル パイプとボリュームモデル ・熱損失の有無に対応した離散型、集中定数系のパイプモデル ・集中定数系のボリュームモデル 流量抵抗 ・集中定数系モデル ・定摩擦要素、または、質量流量に依存する摩擦要素を利用した圧力降下の計算 空気側の熱交換 ・ルーバーの特殊コルバーン相関式(Colburn-correlation)を採用 冷媒の圧力降下 ・1相流に対して、レイノルズ数に依存する相関関係式を採用(層流、乱流、過渡区域) ・2相流に対して、2 相乗数(2 phase multiplier)に基づいた相関式を採用 冷媒の熱交換 ・1相流に対して、異なるレイノルズ数に依存するヌッセルト相関関係式を採用 ・蒸発過程の様々な流量様式と乾燥を考慮して、それぞれCO2、R134a に適用可能なモデルを提供 ・凝縮過程では乱流フィルム(turbulent film)凝縮の相関式を採用 冷媒特性とその制限 冷媒特性 データベースNIST RefProp に準拠した冷媒物性にダイナミクスシミュレーションための特殊な拡張機能を導入して おります。 その結果、R134a、R152a、及び、CO2 などの冷媒をエアコンライブラリの実用媒体として利用できます。 エアコンライブラリにおける媒体特性は関数の呼び出しにより実現されております。 相境界の変動に応じて、スプライン型の補間で表現しているため、相境界の変動時のイベント処理が効率的に 処理できます。 冷媒特性の制限エアコンライブリに適用する冷媒特性モデルの利用範囲を下表に示します。 (NIST RefProp7.1βによる)
開発元 :スウェーデン Modelon AB社(英語)
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