• プリポスト

    enDYNAのシミュレーション精度は、その大部分がモデルパラメータによって決まります。
    enDYNAでは、エンジンモデルに使用するモデルパラメータを、プリプロセシングGUI機能を使って生成します。モデルパラメータは実エンジンの計測データから生成しますが、GUI上でマウスを操作するだけで簡単に生成することができます。

    プリプロセシングGUIのデータは、デフォルトのエンジンモデルごとに対応して全て用意されています。ユーザが作成したエンジンモデルでも、デフォルトのGUIデータからユーザ作成モデルに対応したGUIデータを作成し、プリプロセシングを実行することができます。

    プリプロセシングの手順は、パラメータ化に必要な単位系への変換が自動的に実行された後、モデルパラメータごとに用意されているプリプロセシング関数によって、パラメータを段階的に1つずつ作成していきます。

    プリプロセシング関数例:
    • 燃料噴射のパラメータ表示
    • スロットル特性の計算
    • 最適な点火角度の計算
    • 体積効率の計算
    • 燃焼トルクの計算
    • 空燃比ラムダの変化によるトルク効率の計算など

    これらの関数により、特性曲線あるいはテーブルデータとしてパラメータが計算されます。
    また、計算結果のみでなく途中の処理過程もグラフに表示されますので、視覚的に計算結果とその過程を確認することができます。

    それぞれのプリプロセシング関数では、データのノイズ処理を行うフィルタリングやカーブフィッティングを行います。

    これらの処理には、スプライン補間法、コサインフィットなど、様々なアルゴリズムによるデータ処理法が用意されており、モデルパラメータの生成をサポートしています。

    その他にも、グラフ上でマウスを操作し、直接ノイズデータを削除する方法もあります。ノイズデータを削除した場合、その結果はそのままフィードバックされてグラフに直接表示されます。

    フィルタリングやカーブフィッティングを設定するメソッドGUIでは、プリプロセシング関数ごとに測定データに適したフィルタやフィッティング方法をカスタマイズしてシーケンスとしてまとめることができます。
    (デフォルトのシーケンスを、ユーザー作成のエンジンデータに、そのまま利用することもできます。)

    また、オンラインヘルプやチュートリアルが用意されていますので、それに従って作業することも可能です。







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